◆キャットウォークの由来
皆さんが気なっているであろう、謎の多い分野が建築用語。今回は、「キャットウォーク」キャットウォークとは、高所用の通路や足場のことで主に点検メンテナンス用又は仮設の狭い通路です。
■こんな感じで、体育館とか工場とかにある狭い通路。
これ今回のキャットウォーク。
由来は高所にあるネコの通り道のことから転じてキャットウォークと呼ばれるようになりました。見た目も確かにそんな感じですよね。
■これは「猫と一緒に住まえる邸宅」みたいな、
建築雑誌とかに以前良く見た、壁から唐突に出ている板。
これは由来の方のキャットウォーク。
必ずではないが、床面はグレーチングや格子上で透けていることが多いです。取り外しが可能なのでメンテナンス上外せる方が、都合が良い場所が多いかもしれませんね。あと床面積にもカウントされないですし。屋上とか外部階段とか、吹き抜け部とかに設置されます。柘進工業がキャットウォークの施工を行う場合は、ファインフロアやグレーチングのような通気性のある床を使用し、金物の手摺と背カゴ付きタラップをセットで納めていることが多いです。建物の施工性やメンテナンス性を飛躍的に向上させる、縁の下の力持ちがキャットウォークになると思います。ご理解いただけたでしょうか。
今回はキャットウォークについてでした。
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